考えるバスケットの会メールマガジン バックナンバー
日時 | タイトル |
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2013/04/26(金) 12:00 | 出会い |
こんにちは。
考えるバスケットの会 会長Naoです。
今日は4/24発行のブログ記事『バスケットの”答え”』
http://ameblo.jp/nabron123/entry-11517266616.html
にて紹介した
ある方とのお話の一部についてお伝えしたいと思います。
そのある方とは
日本でバスケットをされている多くの方がご存じであろう
佐古賢一さんのことです。
佐古さんをご存知でない方に簡単にご説明させて頂きます。
簡単に言うと
バスケ界のKingカズ!
バスケ界の王・長嶋!
バスケ界のマウンテン富士!
こんな感じになるかと思います。
(だいたい合っていますかね(^^;)?)
1995年の福岡で行われたユニバーシアード大会で
NBAのアレン・アイバーソン、ティム・ダンカン、レイ・アレン擁する
米国と対戦した試合をテレビで見てからずっとお会いしたいと思っていた方でした。
当時の僕は中学生でした。
僕はこの方との出会いを渇望していました。
※ちなみにブログ記事『スポンジのような感受性 その2』
http://ameblo.jp/nabron123/entry-11489312647.html
で触れた”あの方”と佐古さんは別人物です。
そして、もし会ってお話が出来るなら、
色々なバスケットの話をしてみたい。
自分の”考えるバスケット”をぶつけてみたい。
こうした強い思いがありました。
いざ佐古さんと対面してみての第一印象。
不思議と緊張はありませんでした。
ただ、
本当に同じポジションなのか?
というぐらい大きな体格をされていました。
あのガタイで緻密なバスケットを展開されるのだから
見た目とのギャップというかなんというか。
佐古さんのバスケフィロソフィーにはかたちがありません。
最初
”バスケットを4人で考えちゃう”
っていう話に始まり
最後には
”監督の言うとおりにやっちゃう”
という当たり前の結論に行き着きました。
これも佐古さんがつねづね
”バスケットは削るスポーツだ”
と言われるとおり、削って削って削った先にたどり着いたその日の答えでした。
おそらく3時間ほどご一緒させて頂いたと思うのですが
僕は一生に一度あるかないかのチャンスだと思い
ありとあらゆる質問をさせて頂きました。
もう無我夢中でした。
自分の”考えるバスケット”全てをぶつけました。
もう遠慮する余裕すらありませんでした(笑)
佐古さんは、自身の経験も交えながらこれら全てに丁寧に答えて下さいました。
いくつかお話した中で印象に残っているものが
”バスケットは止まるスポーツ”
”横にプレーするから見える”
”ステップでパスのタイミングを変化させる”
”敢えて一番弱い部分を見せちゃう”
”味方のプレーを邪魔しちゃう”
”ビッグマンをコーナーに立たせて何もさせない”
”横の変化が続いたら縦。またその逆然り”
”早い展開で後ろを見させない”
”ぐちゃぐちゃにするやつも必要”
多分これだけだと全く意味が分からないと思うのですが、
これら全てに明確な”意図”があり
斬新なんだけど非常に合理的だと思わされるものばかりでした。
これら一個一個を説明すると
膨大な時間を要しますので今日は割愛させて頂きます。
この日本の頂とのバスケ対談を経て僕が感じたこと
それは
やっぱりバスケットは”考えて”するスポーツだ。
ということです。
実は会長、時々自分に対してこう思うことがあったんです。
もしかして自分は考え過ぎなのか?
机でバスケットをしようとしているのか?
考えすぎて何かを失っているのか?
考えることは悪なのか?
佐古さんとお話できたことで僕のこうした思いは、完全に吹き飛びました。
なぜなら佐古さん自身もむちゃくちゃバスケットのことを”考えて”いたからです。
それも僕の想像が及びもしないようなレベルで。
それまで僕の目の前にあったモヤモヤした霧のようなものは晴れ
再度”ある考え”が光をまとって姿を現しました。
”バスケットは考えてやるスポーツだ”
自分の追求してきた”考えるバスケット”が本当の意味で正しいと思えた瞬間です。
僕がバスケットに対して行うアプロ―チが
バスケット界の”本物”のスタンスと同じだったことを知ることができ、
僕はこの上ない喜びを感じていました。
バスケットに答えはない。
だから常に考える。
これを佐古さんに直にお会いし、その姿勢を肌で感じられたことは、
僕のバスケット人生において最大かつ最良の出来事でした。
仕事とバスケットの両立をしながら社会人でバスケットを続けてきたものの、
肉体的な衰えも出だし、子供のころからしてきたバスケット界から去る日も
そう遠くないと思っていた僕のもとに訪れた
この”出会い”は
僕を勇気づけ、バスケットへの情熱を再燃させてくれるものとなりました。
そしてこの出会いが
”考えるバスケットの会”を起ち上げる上での、
最後の”ひと押し”となりました。
本当にこうした御縁を頂けたことに心から感謝しています。
長くやっているといいこともあるなぁ。
佐古さんと話したことを頭の中で反芻しながら
その日寝床につく会長がいました。
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考えるバスケットの会 会長Nao
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ブログ:http://ameblo.jp/nabron123/
Facebookページ:考えるバスケットの会
お問い合わせ先:nabron123@gmail.com
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考えるバスケットの会 会長Naoです。
今日は4/24発行のブログ記事『バスケットの”答え”』
http://ameblo.jp/nabron123/entry-11517266616.html
にて紹介した
ある方とのお話の一部についてお伝えしたいと思います。
そのある方とは
日本でバスケットをされている多くの方がご存じであろう
佐古賢一さんのことです。
佐古さんをご存知でない方に簡単にご説明させて頂きます。
簡単に言うと
バスケ界のKingカズ!
バスケ界の王・長嶋!
バスケ界のマウンテン富士!
こんな感じになるかと思います。
(だいたい合っていますかね(^^;)?)
1995年の福岡で行われたユニバーシアード大会で
NBAのアレン・アイバーソン、ティム・ダンカン、レイ・アレン擁する
米国と対戦した試合をテレビで見てからずっとお会いしたいと思っていた方でした。
当時の僕は中学生でした。
僕はこの方との出会いを渇望していました。
※ちなみにブログ記事『スポンジのような感受性 その2』
http://ameblo.jp/nabron123/entry-11489312647.html
で触れた”あの方”と佐古さんは別人物です。
そして、もし会ってお話が出来るなら、
色々なバスケットの話をしてみたい。
自分の”考えるバスケット”をぶつけてみたい。
こうした強い思いがありました。
いざ佐古さんと対面してみての第一印象。
不思議と緊張はありませんでした。
ただ、
本当に同じポジションなのか?
というぐらい大きな体格をされていました。
あのガタイで緻密なバスケットを展開されるのだから
見た目とのギャップというかなんというか。
佐古さんのバスケフィロソフィーにはかたちがありません。
最初
”バスケットを4人で考えちゃう”
っていう話に始まり
最後には
”監督の言うとおりにやっちゃう”
という当たり前の結論に行き着きました。
これも佐古さんがつねづね
”バスケットは削るスポーツだ”
と言われるとおり、削って削って削った先にたどり着いたその日の答えでした。
おそらく3時間ほどご一緒させて頂いたと思うのですが
僕は一生に一度あるかないかのチャンスだと思い
ありとあらゆる質問をさせて頂きました。
もう無我夢中でした。
自分の”考えるバスケット”全てをぶつけました。
もう遠慮する余裕すらありませんでした(笑)
佐古さんは、自身の経験も交えながらこれら全てに丁寧に答えて下さいました。
いくつかお話した中で印象に残っているものが
”バスケットは止まるスポーツ”
”横にプレーするから見える”
”ステップでパスのタイミングを変化させる”
”敢えて一番弱い部分を見せちゃう”
”味方のプレーを邪魔しちゃう”
”ビッグマンをコーナーに立たせて何もさせない”
”横の変化が続いたら縦。またその逆然り”
”早い展開で後ろを見させない”
”ぐちゃぐちゃにするやつも必要”
多分これだけだと全く意味が分からないと思うのですが、
これら全てに明確な”意図”があり
斬新なんだけど非常に合理的だと思わされるものばかりでした。
これら一個一個を説明すると
膨大な時間を要しますので今日は割愛させて頂きます。
この日本の頂とのバスケ対談を経て僕が感じたこと
それは
やっぱりバスケットは”考えて”するスポーツだ。
ということです。
実は会長、時々自分に対してこう思うことがあったんです。
もしかして自分は考え過ぎなのか?
机でバスケットをしようとしているのか?
考えすぎて何かを失っているのか?
考えることは悪なのか?
佐古さんとお話できたことで僕のこうした思いは、完全に吹き飛びました。
なぜなら佐古さん自身もむちゃくちゃバスケットのことを”考えて”いたからです。
それも僕の想像が及びもしないようなレベルで。
それまで僕の目の前にあったモヤモヤした霧のようなものは晴れ
再度”ある考え”が光をまとって姿を現しました。
”バスケットは考えてやるスポーツだ”
自分の追求してきた”考えるバスケット”が本当の意味で正しいと思えた瞬間です。
僕がバスケットに対して行うアプロ―チが
バスケット界の”本物”のスタンスと同じだったことを知ることができ、
僕はこの上ない喜びを感じていました。
バスケットに答えはない。
だから常に考える。
これを佐古さんに直にお会いし、その姿勢を肌で感じられたことは、
僕のバスケット人生において最大かつ最良の出来事でした。
仕事とバスケットの両立をしながら社会人でバスケットを続けてきたものの、
肉体的な衰えも出だし、子供のころからしてきたバスケット界から去る日も
そう遠くないと思っていた僕のもとに訪れた
この”出会い”は
僕を勇気づけ、バスケットへの情熱を再燃させてくれるものとなりました。
そしてこの出会いが
”考えるバスケットの会”を起ち上げる上での、
最後の”ひと押し”となりました。
本当にこうした御縁を頂けたことに心から感謝しています。
長くやっているといいこともあるなぁ。
佐古さんと話したことを頭の中で反芻しながら
その日寝床につく会長がいました。
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考えるバスケットの会 会長Nao
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