考えるバスケットの会メールマガジン バックナンバー
日時 | タイトル |
---|---|
2013/04/17(水) 12:00 | 選手の強みを生かす方法 |
○○ ○○さま
こんにちわ。考えるバスケットの会 会長のNaoです。
僕のメルマガを読んで頂き、ありがとうございます。
4月15日(月)のブログ記事『選手の強みを活かす方法 』
http://ameblo.jp/nabron123/entry-11511656695.html
の”結論部分”について
僕の感覚的な表現も含まれてくることもあり、今回あえてメルマガにて公開させて頂いております。
この記事はメルマガ購読を希望してくれたあなたのためだけに書かせて頂きます。
では早速ブログ記事の続き
-------------------
チームを最大化するために
個人個人の”強み”を最大限引き出す方法
これについてご説明します。
まず、能力のある選手のプレーを効果的に引き出すために
意識しておいて貰いたいことがあります。
それは
相手とよーい・ドンでプレーさせない
ということです。
・・・・
全くもって意味が分かんないですよね?
言い方を変えます。
それは
その人にプレーの丸投げをしないということです。
・・・
多少伝わりましたでしょうか(^^;)
チームの中でこの選手の力があることは分かっている。
そこで攻めるのが一番強いことも分かっている。
なのでその人にすぐにボールを渡して何とかしてもらおう。
これで点をとれるのは
僕の知っている限りでは
マイケル・ジョーダンかレブロン・ジェームスぐらいです。
バスケットボールで
”能力のある選手”または”選手個人の一番強いプレー”を
適宜効果的に発揮させるために考えたいこと
それは
しっかり
お膳立てをしてあげるということです。
前振りを効かせてあげるということです。
多少感覚的な表現になってしまうのですが、
これを説明するのに、もっともいい例えがあります。
それは
”あるスポーツ”にヒントを見出すことができると考えます。
ラグビーというスポーツをイメージして頂けますでしょうか?
このスポーツ、
どこのチームにも大体一人は快速ウィングという花形ポジションのプレーヤーがいます。
最後にゴールに向かって突進していくプレーヤーです。
この人はバスケットで言うところのフィニッシャーに当たるかと思います。
ラグビーのオフェンスの定石になっているのは
この自慢の快速ウィングにいい形でボールを渡し、トライを決めさせるパターンです。
ラグビーは
それまで皆でパスを回しあったり、
ディフェンスをブロックしたりと
戦術的に様々なアプローチを行うことで
ディフェンスのズレや
相手の視点(フォーカス)を変え
快速ウィングにイニシアチブ(主導権)を持たせた状態でフィニッシュを託します。
これは必要な”お膳立て”、”前振り”を入れたあとに
チームの”強いプレー”を演出するアプローチだと言うことが出来ます。
ご存知のように
これはウィングの力だけで点を取っているのではありません。
チームメイトが意図したかたちで、しっかり”お膳立て”をしているからです。
ウィングがなんの”振り”も効いていない状態から
相手陣営に突進していっても潰されるのは分かりきっています。
バスケットで能力のある選手を効果的にプレーさせられていない原因は
こういった状況なのではないかと推測します。
結論を言います。
バスケットもラグビーのオフェンスのイメージで
スコアメイクを目指せばいいと言うことです。
なので
相手ディフェンスといきなり
よーい・ドンをさせるのではなく
チーム全体でしっかり前振りを効かせてあげて”勝負”させるようにして下さい。
これでようやく
よーい・ドン
の意味が伝わりましたかね(^^;)
バスケットにおいて誰しも得意なプレーというものを持っています。
・ズレを作った状態でボールを渡したら、誰にも止められないドライブを持っている選手
・ゴール下でタイミングよくボールを持たせたら無類の強さを発揮するポストマン
・エルボーゾーン(フリースローラインの両端付近)のジャンプシュートならほぼ決められる選手
こういった選手個人個人の強いプレー、得意なプレーというもの適宜、効果的に出してあげる。
欲を言えば、そういったプレーが全てのトランジションにおいて代わる代わる実践できれば、
全てのオフェンスは”誰かしらの得意なプレー”ということになります。
これって最強だと思いませんか?
選手としても自分の得意なプレー(≒好きなプレー)を効果的に出せるので
リズムよくプレーすることが出来、チームとしてもいいリズムでバスケットを展開する事ができます。
僕はこの選択を毎回のオフェンスで叶えることを一つの”目標”にしています。
なので自分のゲームメイクは、基本的には得点が分散するようになっているんです。
誰か特定の人が20点以上を取るというよりは
4~5人が10点前後。
これはなるべく選手それぞれの得意なプレーが続くようバスケットを組み立てているからです。
僕が自分のキャリアを振り返ってベストゲームだと思えるのは
天皇杯で大学一部の伝統校を破った試合です。
あの時は83点のトータルスコアのうち
6人の選手が10点以上をとっていました。
つまり、相手は全く的が絞れなかったわけです。
僕のチームの誰がキーマンで、何を潰せばチームを抑えることが出来るのか
最後の最後まで相手にその情報を掴ませないよう、ゲームを組み立てることに成功しました。
手前味噌になるのですが、我ながら素晴らしいゲームだったと思っています。
○○で行け!
といってその人で攻めれることはまずありません。
能力のある選手を、もしくは
能力のあるプレーを
フィニッシュにもってきたいのであれば
そのプレーの2,3アクション前に
適切な”お膳立て”、”前振り”を入れ、
ある程度のイニシアティブをもたせた状態で
その人にボールを配給するのです。
なのでいつも2,3アクション後の”強い”プレーを
”創造”することを”想像”しながらプレーを行う必要があるのです。
これが僕が行っているゲームメイクです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
良ければこの記事について一言でもいいので
ご感想下さい!
分かりずらかったところに対する質問でも構いません。
○○ ○○さまからのフィードバックを受けることで
僕自身勉強させていただき、
そしてこのコンテンツをより良いものにしていきたいと思っています。
なので何でもいいので、フィードバックを下さい。
どうかよろしくお願い致しますm(__)m
今日は以上です。
こんにちわ。考えるバスケットの会 会長のNaoです。
僕のメルマガを読んで頂き、ありがとうございます。
4月15日(月)のブログ記事『選手の強みを活かす方法 』
http://ameblo.jp/nabron123/entry-11511656695.html
の”結論部分”について
僕の感覚的な表現も含まれてくることもあり、今回あえてメルマガにて公開させて頂いております。
この記事はメルマガ購読を希望してくれたあなたのためだけに書かせて頂きます。
では早速ブログ記事の続き
-------------------
チームを最大化するために
個人個人の”強み”を最大限引き出す方法
これについてご説明します。
まず、能力のある選手のプレーを効果的に引き出すために
意識しておいて貰いたいことがあります。
それは
相手とよーい・ドンでプレーさせない
ということです。
・・・・
全くもって意味が分かんないですよね?
言い方を変えます。
それは
その人にプレーの丸投げをしないということです。
・・・
多少伝わりましたでしょうか(^^;)
チームの中でこの選手の力があることは分かっている。
そこで攻めるのが一番強いことも分かっている。
なのでその人にすぐにボールを渡して何とかしてもらおう。
これで点をとれるのは
僕の知っている限りでは
マイケル・ジョーダンかレブロン・ジェームスぐらいです。
バスケットボールで
”能力のある選手”または”選手個人の一番強いプレー”を
適宜効果的に発揮させるために考えたいこと
それは
しっかり
お膳立てをしてあげるということです。
前振りを効かせてあげるということです。
多少感覚的な表現になってしまうのですが、
これを説明するのに、もっともいい例えがあります。
それは
”あるスポーツ”にヒントを見出すことができると考えます。
ラグビーというスポーツをイメージして頂けますでしょうか?
このスポーツ、
どこのチームにも大体一人は快速ウィングという花形ポジションのプレーヤーがいます。
最後にゴールに向かって突進していくプレーヤーです。
この人はバスケットで言うところのフィニッシャーに当たるかと思います。
ラグビーのオフェンスの定石になっているのは
この自慢の快速ウィングにいい形でボールを渡し、トライを決めさせるパターンです。
ラグビーは
それまで皆でパスを回しあったり、
ディフェンスをブロックしたりと
戦術的に様々なアプローチを行うことで
ディフェンスのズレや
相手の視点(フォーカス)を変え
快速ウィングにイニシアチブ(主導権)を持たせた状態でフィニッシュを託します。
これは必要な”お膳立て”、”前振り”を入れたあとに
チームの”強いプレー”を演出するアプローチだと言うことが出来ます。
ご存知のように
これはウィングの力だけで点を取っているのではありません。
チームメイトが意図したかたちで、しっかり”お膳立て”をしているからです。
ウィングがなんの”振り”も効いていない状態から
相手陣営に突進していっても潰されるのは分かりきっています。
バスケットで能力のある選手を効果的にプレーさせられていない原因は
こういった状況なのではないかと推測します。
結論を言います。
バスケットもラグビーのオフェンスのイメージで
スコアメイクを目指せばいいと言うことです。
なので
相手ディフェンスといきなり
よーい・ドンをさせるのではなく
チーム全体でしっかり前振りを効かせてあげて”勝負”させるようにして下さい。
これでようやく
よーい・ドン
の意味が伝わりましたかね(^^;)
バスケットにおいて誰しも得意なプレーというものを持っています。
・ズレを作った状態でボールを渡したら、誰にも止められないドライブを持っている選手
・ゴール下でタイミングよくボールを持たせたら無類の強さを発揮するポストマン
・エルボーゾーン(フリースローラインの両端付近)のジャンプシュートならほぼ決められる選手
こういった選手個人個人の強いプレー、得意なプレーというもの適宜、効果的に出してあげる。
欲を言えば、そういったプレーが全てのトランジションにおいて代わる代わる実践できれば、
全てのオフェンスは”誰かしらの得意なプレー”ということになります。
これって最強だと思いませんか?
選手としても自分の得意なプレー(≒好きなプレー)を効果的に出せるので
リズムよくプレーすることが出来、チームとしてもいいリズムでバスケットを展開する事ができます。
僕はこの選択を毎回のオフェンスで叶えることを一つの”目標”にしています。
なので自分のゲームメイクは、基本的には得点が分散するようになっているんです。
誰か特定の人が20点以上を取るというよりは
4~5人が10点前後。
これはなるべく選手それぞれの得意なプレーが続くようバスケットを組み立てているからです。
僕が自分のキャリアを振り返ってベストゲームだと思えるのは
天皇杯で大学一部の伝統校を破った試合です。
あの時は83点のトータルスコアのうち
6人の選手が10点以上をとっていました。
つまり、相手は全く的が絞れなかったわけです。
僕のチームの誰がキーマンで、何を潰せばチームを抑えることが出来るのか
最後の最後まで相手にその情報を掴ませないよう、ゲームを組み立てることに成功しました。
手前味噌になるのですが、我ながら素晴らしいゲームだったと思っています。
○○で行け!
といってその人で攻めれることはまずありません。
能力のある選手を、もしくは
能力のあるプレーを
フィニッシュにもってきたいのであれば
そのプレーの2,3アクション前に
適切な”お膳立て”、”前振り”を入れ、
ある程度のイニシアティブをもたせた状態で
その人にボールを配給するのです。
なのでいつも2,3アクション後の”強い”プレーを
”創造”することを”想像”しながらプレーを行う必要があるのです。
これが僕が行っているゲームメイクです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
良ければこの記事について一言でもいいので
ご感想下さい!
分かりずらかったところに対する質問でも構いません。
○○ ○○さまからのフィードバックを受けることで
僕自身勉強させていただき、
そしてこのコンテンツをより良いものにしていきたいと思っています。
なので何でもいいので、フィードバックを下さい。
どうかよろしくお願い致しますm(__)m
今日は以上です。